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お悩み相談は占いサービスが付属するか否かに限らず、不格好でも自信がなくても、とにかく「話す」……「話し合う」ことがものすごく重要だと私は思っている。
相談者と聞き手がお互いに聞く・話す…その過程で、
相談者さん側が
「あ、自分って本当はこういうふうに思ってたんだ」
「こういう側面が自分にはあるんだ」
「他人には自分の行動はこう映ってたかも」
っていうところを客観的・冷静に見ることができる(脳の整理ができる/気付ける)と思っているので、
私は自分の考えを自分の肉声or文章であらわすことに重きを置いて考えています。
悩みを口に出したり文にして書くと、「なぜそう思うの?」「どうしたらいいの?」というところをどんどん自分で突き詰めやすくなる。
占い師や悩みを聞いてくれる人というのは飽くまでサポート役であって、あなたの人生を決めてくれる便利な人ではない。
あなたが自分の道から逸れてしまいそうになったときに、少し勇気づけて励ましてあげられるだけ。
他人は自分の人生を代わりに生きてはくれません。
結局、お悩みの解決で1番大事なのは自分で自分の思い(エゴ)に気づいて自力で消化することです。
一部の場所では、
「むしろあなたは占い師なのだから私の悩みくらい言い当ててみせるべき」のような論調の人もたまに占われに来られるけれども、
正直なところもったいないなーと思いますね。
占いマジックショーって、悩みの主題じゃないよね?自分の悩みを解決したいから占うんだよね?
それなら相手を試すのではなく、「自分の話を聞いてくれる人」として素直に頼ってみようよ!
素直に話してみたら、今あなたが本当に為すべきことが見えてくるよ。
しあん